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父の時代から70年。
私が見習い始まって38年になります。

この38年間で手がけた新築は100余棟になりました、入母屋・数奇屋・現代風そして
寺社まで

数年前はシックハウス症候群なる現象がとりだたされ、
昨今はEco住宅と建築も時代の流れに翻弄され
「大工」とは、「匠」とはと考えさせらる事もしばしばあります。
また、それは私が大工になりたての頃を思い出させてくれる事態でもありました。

私はその頃、土蔵や板蔵を数棟手がけておりました。
土蔵・板蔵の夏場のヒンヤリ感、冬場のぬくもり・・・
木と土の融合を思い出したのです。

数年の思考錯誤の末に石灰(いしばい)・無菌深層山砂・籾殻を調合し
屋根二重構造の下葺きに使うW・E・V工法(ウエブ工法)を確立致しました。
2001年にはある施主様にご理解をいただき実際に施工し大変お喜びいただきました。
その後も続々とW・E・V工法にご理解をいただき、遠く群馬県前橋市近郊の
知人宅にも施工して参りました。

”故きを温ねて、新きを知る”とは、先人の言葉ではありますがまさにその通りですね。
木・土・石灰・漆喰そして風通しを生かした自然素材豊富な住まいは
そこに住む人達の健康で豊かな生活を満足させてくれるものと信じております。

私どもの家創りでは、まず山を見て木立にふれ、木材を伐採し、葉を枯らし、製材、乾燥、最後に大工の手刻みという工程ですすめております。

私どもは施主様のご要望に沿った自然と調和する家を御提案させて頂きます。


                               川一工匠   代表 
佐川 武男
ごあいさつ


 
 
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